北群馬支部 あしょうだ学園 大井志依
ヨガを始めて
私は以前からヨガを始めたいと思っていましたが、始めるまでに何度も二の足を踏んでいました。30代に入り、運動不足も感じていましたし、メディアなどでは美意識に関心の高い女性はヨガをやることがステータスというような流れもありました。 しかし、生まれつき体が硬いと言われており、子供の頃ももちろんカチカチだったので、私の体はもう柔かくなることはないと、半分あきらめていましたし、何より恥ずかしい思いまでしてすることもないかと思っていました。 そんな中、運動が苦手だった母親がヨガを始め、周囲からも分かるくらいに体が変化しているのを目の当たりにし、母親ができるなら自分もできるかもと思いはじめました。そして、たまたま近所で新しくヨガ教室が始まると聞き、一念発起し参加をしてみることにしました。 最初はついていけるか、皆の足を引っ張らないか心配でしたが、先生は、初心者の私達を手取り足取り優しく教えてくださり、体調や様子を見ながら進めてくれます。私の中のヨガのイメージ=ヨガのポーズ・アサナをするものと思っていましたが、大切なのは体と心をほぐすことだと知りました。また、今まで意識することがなかった呼吸や、全身の力を抜くことが難しいことも感じました。 そしてヨガをやっていて良いことは、スポーツは勝ち負けや人と競ったりしますが、ヨガは他人と比較しない、自分のペースでできることです。 ヨガを始めて1年半が経ちました。私の体はまだ柔らかくなってはいませんが、少しずつ体の変化を感じています。これからも、無理はせず自分の目標に向かい、自分と向き合いながら行いたいと思います。
インナームーブ229号より
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