雲仙学園 学園長 緒方千保子

新年あけましておめでとうございます。  早くもヨガに出逢って22年になります。きっかけは国際ヨガ協会の宮崎市にあるヨガ教室に通っていた叔父(当時73才)の紹介で始めました。まだヨガがどういうものか知らなかった時、伯父(73才の肉体)がシルシやアーチなど色々なアサナを見事に若々しく行い、感動というか少々不気味?な印象を受けた記憶があります。一昨年93才で亡くなり、生前はベッドの上でも呼吸法などできる事をされていた様です。ヨガは意識があれば死ぬまで出来るのだと改めて痛感しました。  19年前、長崎中央本校のヨガ教室へ入会しました。大我先生の身体を観て歪みを治していかれる徹底したご指導が神業に見えました。海外研修旅行にも1度参加させて頂き、のんびり屋の私は団体行動が苦手で同行者の先生方には大変ご迷惑をおかけしました。帰国後は1週間寝込みましたが日本に産まれた事に感謝できた旅でした。旅の途中、松嶌会長のご長男が誕生され嬉しさで幸せに満ちた会長のお顔は今でも覚えています。  私も3人の子供に恵まれ、子育てしながら1つの教室を10年間続けてきましたが、出産の時はいつも勝矢先生(いさはや学園長)が応援に遠方から来て下さったお陰で存続できました(感謝)。今は子育て、家業、7つのヨガ教室に追われる毎日ですが、何事もバランス!今できる事をする!心を静かに!といい聞かせながら忙しさのあまり短くなった呼吸を立て直し、長息を意識し生徒の皆さんと笑顔でお会いできる事を楽しみに奮闘しております。  私にとってヨガ教室は宝です。教室に通って来てくれる方々が宝石みたいに輝いて日常を過ごしてほしいと願っています。ヨガの年数だけ経ち、学園長にならせて頂きましたが、今後少しでも社会に役に立てる人間になれる様、精進していきます。大我先生を初め今までお世話になった先生方、本当に心からお礼申し上げます。これからもどうぞご指導の程よろしくお願い申し上げます。皆様のご多幸をお祈り申し上げます。 合掌 

インナームーブ101号より