カルチャー文化広場教室 小笠原徳
中村先生と私との御縁は、まさしく、私が私に向き合う、大切なきっかけでした。 始めの1週間程は、夢中で先生の言われるとおりの「かたち」をすることで、精いっぱいでした。それでも、ヨガをした後の躰は軽く、血が音をたててながれているという爽快感に充たされました。歳月を重ねるにつれ、ヨガは私になくてはならない存在になりました。サヴァアサナをしていると、躰の傷んでいるところが、自然になくなり、私は私の躰とひそかに対話をはじめているのです。 ヨガは内面の自分に向き合い、素直に躰の微細な声に耳を傾けていくことではないかと思います。中村先生の御指導はその微細な声を私に躰のうごかしように翻訳してくださいます。これは、じつに有難いことだと思います。先生の内なる動きをキャッチして表現できるように努力して行きたいと思っております。
インナームーブ77号より
0コメント