彦根学園長 伊藤洋子
ヨガと出合って20年余り、指導者になって何年になるのか、とまどいながら、悩みながら、回りの人に助けてもらって続けて来る事ができました。仕事を持ちながらで、夜のタイムのヨガになりますが、ヨガの教室へ行き仲間と、ゆっくりとした時間を過すと、心も体も静かになります。仕事で時間に追われて、疲れた体に、このヨガタイムは、この上ないオアシスです。だから続けられるのかなと、思っています。 最初は、やせられるかな?と思ってはじめたヨガですが、これは私にとって難しい事でした。だから、私の教室へ、「やせられますか?」って来られると、返事に困ります。そんな時、会長に「ヨガではやせられない。ありのままの自分を見てもらいなさい」といわれ、そうだ、そんな小さな事ではなく、ヨガってもっと奥深いもの、ヨガが好きになって私が感じた事(体のひびき、心の静けさ、気持よさetc.)を伝えればいいのだ。と気がつきました。 冷え性で、冬になるとしもやけができて困っていたけど、今年は楽です。 よく足がつったけど、この頃なくなりました。 五十肩で肩が痛い。 腰痛で困っています。 等々生徒さんが、いろいろ言って来ます。うれしい事は、私にとっても大変うれしいものです。一方難しい悩みになると、すぐに答は出ません。そんな時、ええかっこするのは止めよう。できないものはできない。解らないものは解らない。皆さんと一緒に勉強していきましょう。そんな姿勢でやっています。 私の教室は、平均年令5?才で、難しいポーズはなかなかできないけれど、タイムが終った後の生徒さん達の、いい表情を見るとうれしくなります。 集って来る人によって教室はいろんなカラーになります。 勤め帰りで、疲れた体を癒しに来る人 友達と会える楽しみに来る人 一途にヨガの世界に入る人 いろんなカラーの人が集まって、そして私。さあ、今日の教室はどんなカラーになるか、楽しみです。では行って参ります。
インナームーブ76号より
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