栃木東学園長 飯塚弘美
2代目として
子どもを連れて実家に戻った9年前がヨガ指導者を目指すきっかけでした。それから数年後、母(故・益子篤子支部長)に「芸能や政治界で2代目はあまり好きではありませんが、私も2代目がヨガを教えることになりました」と紹介され指導者デビューとなりました。 数年間、共に仕事をした後、母は他界しました。 母がヨガで大切にしていたこととは何だろうと考え続ける中、その一つはヨガを通じての女性応援だと思うのです。「どんなにお金があっても幸せかは分からないし、この先どんなことが起きるかわからない。自立できるスキルと精神力を持っていることで、今の自分の環境の中でもより良く生きていくことができるんだよ。」そう言っている気がします。そして、それを最も私が体現していくことになったのだと思います。現在、安定してヨガを仕事とし、精神的な軸を持つことができて幸せな毎日です。頼れる大切な仲間も、みな生き生きと置かれた立場で女性としての役割を全うし、益子先生の思いを継いでいます。 私が中学生の頃、母がたまたま見てもらった占いで「次女(私)と一緒に仕事をするとうまくいく」と言われていました。母と共に仕事をした数年はこの占いが当たったと実感するものでした。母がいなくなった今も、栃木には変わらないヨガが続いています。そよ風にのって見守っていてください。 感謝合掌
インナームーブ213号より
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