山形中央支部双葉学園長 山田敦子
笑顔で優しく、わかりやすく
20代初め。仕事中に階段を登ろうとしたら足がもつれてしまう、という出来事がありました。もともと動くのが苦手な上に、就職してからますます運動から遠ざかっていた私は、頭で考えている動きが体に伝わらないひどい状態になっていたのです。母に相談したところ、「自分が通っているヨガ教室に行ってみたら?」と言われ、半信半疑で付いていったのが阿部有子先生の教室でした。 わけもわからず終わった90分でしたが、パーッと視界が広がり「自分は変われるかもしれない!」と直感的に感じました。そうして私はヨガ教室に通うことに決めたのです。あれから20年。あの直感は、間違っていなかった、と改めて感じています。 ヨガを通じて、体も心も自分のありのままを受け入れることや「芯の通った強さ」と「何事にも対応できるしなやかさ」の両面を兼ね備えることの大切さを教わりました。ヨガは奥深く、日々学び続けられる喜びがあります。私の人生は豊かなものになり、今では子どもも含め親子三代でヨガをするヨガ一家です。 三年前。この喜びを広げたい、と学園長の道を進むことになりました。恩師の阿部先生、ヨガ仲間、家族に支えてもらいながらの毎日に感謝しています。 教室では『笑顔で優しく、わかりやすく』お伝えしようと心がけています。学園名は双葉学園です。生活の中にヨガが自然に溶け込んで、生徒さん一人ひとりのヨガの種が、双葉となり、美しい花を咲かせられるように、これからもヨガの魅力を伝えていきたいです。 感謝合掌
インナームーブ205号より
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