愛媛東予学園 学園長 有森洋子
教室の皆様に支えられて
42年勤めた会社を定年退職し、再びヨガの教室に通うことが出来るようになったのが嬉しくて、遠く松山の田淵悦子先生の教室に通うことは少しも苦になりませんでした。 そして先生のご尽力で地元新居浜市で教室が準備され、教室担当者として歩むことになりました。が、自分の未熟さを痛感し、先生の教室に通う中で一つずつ乗り越えてこられたと思います。 そんな中、友人から「ヨガを習いたい」の声があり、初めて自分で会場探しや案内チラシの手配りなどで「文化振興会館教室」を開くことになりました。村上まゆみさんはその時からの生徒さんです。 愛媛中央支部の教室担当者としての経験を積ませていただく中で、学園長としての一歩を踏み出すことになり、コープえひめ神郷、ふれあいプラザ、西条市などの教室で沢山の皆さまとヨガの絆で結ばれてきました。「気持ち良かった」「上がらなかった肩が上がるようになった」「前屈の足先が持てるようになった」などの声が嬉しく、もっともっと深くヨガを学ばなければと気を引き締めてもきました。 元々話下手を苦にしていた私でしたが、その欠点も少しずつ気にならなくなったのも生徒の皆さまとの出合いがあったからだと思っています。 今、教室では「ミーティング」で、楽しかったこと、心配なこと、職場や地域のこと、子や孫のこと、親の介護などの出来事を出し合って、お互いに喜び合ったり、心配し合ったり、励まし合ったりしています。教室の皆さんがヨガ仲間としての絆を深め合っているのを観ることは、私にとっては何よりの喜びであり励ましでもあります。感謝あるのみです。 感謝合掌
インナームーブ196号より
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