山形西学園 学園長 平早苗

ヨガと出会って10年、本格的に教室に通い始めてからは8年になります。その頃の私から現在の私を想像することは出来ません。学園を開き自分の教室を持つことなど考えもしませんでした。古澤先生(山形最上支部長)に背中を押していただき、少しずつ進んでこれたと思います。そんな姿を見てきてくれた家族は、学園を開く相談をしたとき「やってみればいいじゃない」と、言ってくれました。ヨガが私にとってどれだけ重要で欠かすことの出来ないものであるか分かってくれているのだと思いました。正直なところ、時としてヨガに熱中するあまり家族を顧みなかったこともあったように思われます。それなのに理解してくれたことが嬉しかったです。  教室で生徒さんから色々な質問や相談を受けます。私の経験や知識のなかで答えられる範囲で精一杯答えてあげたいと思っています。やはりその時に思うことはもっと勉強しなければいけないなということです。生活習慣の変化などでヨガに求められるものも変化してきていると思います。色々な生徒さんとの出会いがあります。どのような生徒さんでも受け入れることの出来るよう自己の研鑽に努め精進してゆきたいと思います。そして余裕を持って肩の力を抜いて、良い意味でのいい加減さを忘れず息の長いヨガ道を歩んでいきたいと思います。 感謝合掌

インナームーブ96号より