志摩学園 学園長 井上美香子
今の私、沈没しそうになりながらも、なんとか舵を立てなおす事ができたみたいです。いつも笑顔をモットーに元気印の私でしたが、姑の何度かの入院、そして手術、長~い一年間だったように思います。 母は上品で私にも優しくて、又器用なので洋服等も作ってくれてました。それが病気になった時は、うつ病になり、私の心までいつものように晴れなかったんです。押しつぶされそうな気持ちの私でしたが、ヨガの教室だけは、休む事なく何とかやり繰りし、続ける事ができました。教室に行くといつもと変わらない生徒の皆さんの笑顔がありました。幸せな時間でした。ヨガをやっていて良かった!こんなに素晴らしい生徒さんが、私にはついているんだ!!と元気がでました。 幸い母の手術も上手くいき、今は歩いて近くの友達の所や町の福祉大会等に出かけ笑顔をとりもどし、又前のように朝からミシンの音が聞こえています。 今私は志摩の空気と景色の素晴らしい土地で日々生活ができる幸せを感じています。以前指導していただいた先生が、ヨガを愛し生徒を愛する事ができれば教室は続けられるよ。とおっしゃっていました。 まだまだ未熟な私ですが、これからも長い呼吸で、自然体で、ゆっくり自分らしくヨガ道を進んで行きたいと思っています。
インナームーブ86号より
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