ふれあい会館 松野洋子
京都西山桂坂の一室で季節の移り変わりを窓いっぱいに感じながら、相根先生の「さあ始めましょうか」に吸い込まれていきます。 まだ始めて2年余りですが、あの時は身も心もただボーッとつっ立ってたという記憶しかありません。 週一回一時間半、先生の指導は「無理しなくていいのですよ。その時の自分と対話しながら・・・」。20名のみなさんはそれぞれ年令も境遇もまちまちです。でも、一日のレッスンが終る頃にはあたりの空気がシーンとひとつに透き通る様に感じられます。そしてサヴァアサナ、五体のすべてが大地の重心に吸い込まれていきそうです。もう△でも□でも器に合わせて自分がどないでもなる程「心」がやわらかです。「身」の方はそれなりの限界を持っていますので実際には△の器に入ることは出来ませんが(笑) この一週間の“ずれ”を整え、又これからの一週間が穏やかに過せる。相根先生とみなさんとの出逢いに感謝。
インナームーブ71号より
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