東小金井学園 学園長 柳川佑子

ヨガに出会って22年が過ぎました。若い頃から体調がすぐれず、特に婦人科系の疾患に悩まされていましたが、ヨガをしていくうちに、それも薄皮をはぐようになくなり、体質が改善されていくのがうれしくて今に至っております。 身体の硬さはだれにも負けない…こんな私でも指導者になれたのは、国際ヨガとの出会いがあったからこそと感謝しております。教室も、こんな私を見守っていてくれた友達の輪から始まり、公民館活動を通して地域の輪となり、最近では本部のインターネットにより、さらに輪が広がってまいりました。 昨年11月に本部経由でインターネット会社より、「ダイエットゼミ、3か月でどれだけ減量できるか」をテーマにしたお話がありました。モデルさんは、日本の大学で講師をしている体重120㎏の20代のアメリカの女性です。10代の頃、バレリーナを志していましたが膝を悪くして断念。それ以来、みるみる太られたそうです。 「無理なく楽しくヨガをしていきましょう」と指導をお引き受けしたものの、とまどいもあり、自分の勉強不足を痛感しました。あいだにクリスマス、正月があり慣れない日本でのストレスも多く、彼女にとっては大変なことでしたが、会長はじめ先輩の先生にも相談に乗っていただき、おかげさまで「3か月で7㎏減量」を実現することができました。 終了のインタビューで彼女は、「ヨガをしていると心身ともに開放され、バレエをしていた頃の気持ちと身体がよみがえり、前向きにものを考えられるようになりました。これからもヨガを続けていきたい」とお話しになり、プロジェクト終了後も教室に通っていらっしゃいました。(現在、彼女はアメリカに帰国中ですが、またお会いできるのを楽しみにしています。) 今回のことをきっかけに、一人でも多くのかたがヨガに参加され、輪が広がっていくよう、これからも生徒の皆様と無理なく、楽しく頑張っていきたいと思います。

インナームーブ65号より